インターネットに投稿したらいろんな人から見てもらえると思っていた

IT系の記事が多くなってきたので、雑談を書いてみようと思う。

普段IT系の仕事をしていると、フリーランスで食っていけたらなあとか不労所得で生きていきたいなあっていう人と良く遭遇する。
自分もまたその一人なので、こんないまさらな時代にブログを書き始めたんだけど、
やっぱりインターネットって広すぎて誰も自分の記事に遭遇することなんてないんだなあと実感した。

イメージとしては、道端でぽつんていった他人事が全世界の人に届くわけないよねって感じ。
普段からインターネット使って調べものするときは、Google検索使うけど
見たって上から三つまで。
かなり詳しく調べるときでも2ページまでだなあと思うと
Googleの検索の上位にのる方法とか勉強しないといけないのはもちろんだし
最近はGoogleで検索しない人も増えてきているらしい。(これもちょっと古い)

IT業界で生きている身としては、少しでも身になる情報をお届けしたいなんて思ったけど
意外と誰からも求められていないことにいまさらながら気づきました。

と、ここまで泣き言を言っていますが、これで終わりにするわけではありません。

Webライティングについて勉強したり、自分のサーバ―を立てる費用集めをしたりと着々と準備中です。
死ぬまで必死に食らいついてやるという心意気です。

2年前くらいにプログラミングで実際に開発ができる会社に転職したんだけど、
前職とくらべて何かを作れるのっていいなあってすごく実感したんですよ。

前の仕事は人月商売で、とりあえずマンパワーで何とかするしかないみたいな
マチュアの結束で何とかやっていたんだけど、
今は確かに自分の作ったアプリをお客さんに使ってもらって、
「ここをこういう風にしたいんだけど」とか
「これってどういう仕組みですか」とかの質問に対して
自身をもって答えられるようになったなって思うんです。

これが前職だったら、ベンダーに問い合わせて、回答をちょっとわかりやすくまとめてお客さんに送るみたいな
伝言ゲームをやっている感覚で、お客さんに詰められても、ベンダーが言っているだけなんだよなといつも
他人事みたいに仕事していた感じ。

未経験からエンジニアって言葉が結構前から流行ってるけど、実際に未経験の人が働けるのは、
前職のような、誰でもいいからたくさん人を雇って、派遣先に送りたい人月ビジネスの自称IT企業だけなんだよね。
割と本気で。
最近未経験の人ってレベルが高くて、結構なポートフォリオや勉強とか資格を取ったりとかして
一部の人は自社開発の企業に入れたりしているみたいなんだけど、それもやっぱり一部で
中途半端にとりあえず手に職つけたいみたいな人は、年収が半分くらいになって、人月商売の仲間入りとか割と大学の同期で見てきた。
そんな人を一人でも減らせたらななんて思うけど、余計なお世話な感じもする(笑)

ただ、日本のITってめちゃ遅れてて、IT業界の人材不足って良く騒がれているけど、
ここの人材って人月商売の人材じゃないんだよね。みんなわかってると思うけど。

本当に日本のITを牽引してくれる優秀な人材が海外で高い報酬で持ってかれちゃうから、優秀なIT人材不足なんだよね。
本当に自社で開発していたり、日本のIT業界でもトップの企業って(YahooとかLineとか)ってプログラマーとしてのレベルが段違い。
お客さんから言われたシステムを作る仕事と自分で社会に対してアプローチしていくITの仕事って全然違うんだなって今は思います。

もちろんよくわからんけどIT業界行ってみたいって人増えるのは大歓迎。
もしかしたらその人がめちゃくちゃ才能があることだってある。

しかも、IT業界行く気ないけどITの知識がみんなに身についていくのもさらに歓迎。
システムを作らせる技術がなかったり、よくわかんない人がぼったくられている業界だからね。
特に行政関係のお役人はひどいよね。みんなの税金で使えないシステムたててベンダーのせいにしてさ。

日本がいろんなところで元気ないから少しで役に立てるように私も頑張っていく所存です。